年を取るにつれて、目立ってくるしみやくすみを多くの人が気にするようになります。なぜ、しみやくすみが目立つようになるのでしょうか。

  

しみやくすみの原因

肌の血色がいい、ピンクっぽい色あいの肌は、血の流れがきちんと行き渡っている証拠です。
くすみは肌の色が悪くなる状態ですが、全体的にうす黒くなる場合と、顔の一定のエリアがくすむ場合とがあります。新陳代謝が停滞することで、古い角質層がいつまでも残るとくすんで見える他、
血流が悪くなると酸素不足となり血液の色が悪くなります。すると黄色が強くなり、肌がくすんで見えるようになります。

しみの大きな原因は、やはり紫外線です。皮膚にあるメラノサイトという色素の細胞が、紫外線を受けるとメラニン色素を多く作り出します。
肌表面にメラニン色素ができることで、紫外線の害が緩和されるという人体の仕組みです。
基本的に、メラニン色素は1ヶ月から2ヶ月で無くなります。ただし、ターンオーバー(肌の代謝活動)がスムーズにいかないとメラニン色素が肌の中に残り、しみになるという訳です。

しみやくすみの基本的ケア

どのようなスキンケアをすることによって、しみやくすみの少ない、きれいな肌であり続けられるのでしょう。
肌の乾燥と、紫外線の影響が、しみを増加させる。と先ほど書きました。
よって、しみ対策として効果的な方法といえば、紫外線予防と、乾燥対策といえます。
ビタミンC誘導体が含まれている美容クリームなどを使ってお肌をケアし、化粧水をふんだんに使って肌に水分を与えることで、しみのケアをすることができるといいます。
しみやくすみの少ない肌になるためには、肌のお手入れを十分に行うことが必須です。
紫外線は、一見くもっている様に見える日でも油断は禁物。UVケアの化粧下地やファンデーションを使用しましょう。

・毎日水分補給を十分にする
・ビタミンを含む食事をする

ということがキレイな肌でいるには効果があります。栄養素、特にビタミンC・ビタミンAを気を付けて摂るといいでしょう。

また皮膚のくすみは気になるけれど、しみは少ないという人は、水分量が不足していることがあります。
紫外線によっても肌の乾燥は進みますので、水分補給と並行して紫外線対策も行いましょう。

紫外線や、年齢のために肌の代謝活動、古い皮膚と新しい皮膚が交替するサイクルが長くなると、肌に透明度が無くなってくすみがちになります。
血液の流ががよくなると肌の代謝活動が活発になり、古い皮膚が外に出されるようになります。血流改善には、フェイシャルマッサージやエクササイズなどがいいでしょう。
毎日の丁寧なスキンケアでくすみやしみを改善していきましょう。





エステサロンを使ってしみ・くすみを取り除く

自宅で行える保湿ケアやフェイスパックなどでお肌対策をしていても、思っていた様な効果が上がらない人も多いです。
そこでエステサロンなどでしみやくすみを解消しようという方も結構いらっしゃいます。
エステサロンでは、肌のしみ・くすみを解消する専門的な施術を受けられます。
自分ではなかなか行えないプロによるフェイシャルマッサージや機械を使った美白のコースもあり、しみやくすみを減らすための集中的な美白コースを扱っているところもあります。
近年では、お肌のくすみを解消して美肌効果を高める美容施術や、レーザーを使ってしみを取り除く施術などもあります。

メラニン色素を排出することで肌の白さを取り戻すという美白コースを利用すれば、透明感のあるみずみずしい肌になれるといううたい文句で人気を博しています。
実際、何回か施術を受けることで、だんだんとしみを減らすことができます。

メラニン色素に作用するレーザー光は、肌に対しては安全なので、肌への刺激が少ない利点があります。