カビのスペシャルボーナスタイム到来。今年もやってきました梅雨。
クローゼットや洋服ダンスにいれたままの大切な服、出したらカビが!!
大切な服にカビが出来てしまった場合の対処法を知っておきましょう。
衣類 白カビ 落とし方
白カビや青カビの場合、丁寧に静かに洋服用ブラシをかけましょう。強くこすると入り込んでしまったりするので要注意。
その後、ドラッグストアで販売している消毒用エタノールで拭いてから(場合によっては水で10倍程度に薄めたものの方がいいかも)、カビの部分を固形石鹸とお湯で丁寧に揉み洗いして、50℃のお湯に粉末タイプの酸素系漂白剤をしみ抜きの分量目安だけ溶かし、1,2時間ほど浸け置きすれば、大概きれいに除去できます。
(ウールや絹の場合は、液温30℃・液体タイプの酸素系漂白剤を使用)。
そしてその洋服を少し乾かし普通に洗濯して天日干しにすればOKです。
まだカビ臭さが残るようだったら、洗濯後の天日干しを長めにするといいです。
塩素系漂白剤を使ったらダメですよ。「エンソサラシ×」の白以外の素材の洋服に間違って使ってしまうと、洋服の色が抜けて白く、場合によっては斑になってしまい、カビ発生以上にその服が着る事ができなくなってしまいます。
衣類 黒カビ 落とし方
結論から言うと黒カビの場合は、残念ながらどうやっても落とせないです。
洋服が真っ白で「エンソサラシ×」でないものならば、塩素系漂白剤に浸け置きすれば、多少薄くすることはできますが、完全に跡形も無く除去する方法はなく、どうしても黒いシミが残ってしまいます。
もちろんそのシミをさほど気にしないのであれば、その服は着ることはできますが、あまり気分の良い物では無いでしょう。
また何度も洗濯をすれば黒カビのシミは少しずつ薄くなっていきますが、キレイににシミが無くなることは期待できないと思っていた方がよいです。
まとめ
クリーニングから戻ってきた洋服をそのままビニール包装のまましまってはいませんか?
もしそうならその通気性が悪い保管方法は良くありません。汚れるのが嫌なのであれば通気性のいい不織布の洋服カバーに入れて保管するといいでしょう。
カビが生えてしまった洋服については、気に入っている物なら一度クリーニング店で相談してみてはどうでしょう?
クリーニング店によってはかなり目立たない所まで染み抜きしてくれる所もあるみたいですよ。