小学生の子どもの夏休みの自由研究。お父さんお母さんとしても頭の悩ませ所ですね。
私の家で実際にやった夏休みの自由研究をここに書きたいと思います。

自由研究の案

何をやったかというと、要らなくなったノートPCの分解です。
ノートPCの部品自体は当然提出しないのですが、夏休み後に教室に掲示された自由研究のノートPCの分解レポートは異彩を放っていました。

小学3年生女子の自由研究でした。

やったこととしては分解・説明ととても簡単だったのですが、ここでは少しイメージがしやすいように当時の写真を少し使った記事を書いてみようと思います。

thinkpad

その時に使った液晶割れ、HDD故障のThinkPad

ekisyou
液晶      もじやえがうつる
HDD・SSD ずっときおくしておく めもりよりおそい
メモリ     いちじてきにきおくしておく こうそく

back
マザーボード  ちゅうしんのきばん
CPU(ノートPCの場合だと、マザーボードにくっついている物が多い)
        にんげんでいうあたま

cpufan
CPUクーラー CPUのねつをにがす

keyboard
キーボード   もじをにゅうりょくする
タッチパッド  まうすをうごかす
DVD・ブルーレイドライブ(古いノートだとCDROMという事もあるかもですね)
        ほかのめでぃあをよみこむ
ケース     PCのそとがわ
各種ケーブル類 いろんなけーぶるがある
neji
各種ねじ類   いろんなかたちがある
バッテリー(バッテリーは分解しちゃダメですよ。爆発します。ここ大事。本当にですよー。
        おおきなでんち

みたいな感じでしょうか。これ位は簡単に分かれると思います。

分解する前から写真を撮っていき、最後各々のパーツの写真を撮り、最後ばらばらになったノートPCの全体図の写真を撮って
こういうパーツでノートPCは出来ていましたという自由研究素材の完成です。

写真をプリンタで印刷、もしくは写真屋で現像し、アルバムに1枚ずつ貼って、その横に
・部品名とか
・何をする部品かとか
・どう思ったとか
を書いてきます。

実際に分解してみて

ノートPCの中の仕組みというかコンピュータを構成している部品を間近に見ることによって新しい発見もあるでしょう。
ケーブルの種類の多さに驚き、
フィルムケーブル(フレキシブルケーブル)の細かさに驚いたり、
メモリが省スペースの為に斜めにささっている事に驚いたり、

できるのではないかと。

液晶のフレームの間から顔を出して写真を撮ってみたり、子どもの手のひらを広げて部品の大きさを表現したりしても面白いかと思います。

やってみればわかりますが、仕組み自体はレゴよりも簡単で、最初に言ったバッテリーさえ気を付ければなんてことは無いです。
最近のタブレットやスマートフォン(スマホ)は分解するのに専用工具が必要だったり、分解しても1基盤で収まっていて分解してもおもしろくないです。
これをやることでデスクトップPCの自作に興味が湧くかもしれないですしね。
自作とはいかなくてもPCのパーツ交換くらいは出来るようになっておくと便利ですから。
分解したノートPCを再度組み立てるとか(これはかなり難しいと思いますが)、部品を使って新たな芸術作品を生み出すなどもお子さま次第。

できれば15.6インチとかの大きさのノートPCだと分解しやすいと思います。
小さいPCは部品も小さくて一体化しているので、分解しづらいです。

まとめ

ということで夏休みの自由研究の案の1つとして、不用ノートPCの分解ですが、いかがでしょうか。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
「ノートPCなんか無いよー」という場合でも100円均一のアナログの掛け時計の分解でもおもしろいと思うのですよ。

よい夏休みの自由研究ライフを!

※もちろんバッテリーを積んでいる製品ですから、感電の恐れがあります。
※何台も分解してきて、自分はこれまでに大きな感電をした事はありませんが、安全を保証は出来ません。

※バッテリーを外して、コンデンサなどから自然放電するのには時間が掛かりますが、一ヶ月も放置していれば問題無いのではないかと思うのですが、どうでしょう詳しい方ー。
特に絶対にバッテリーを分解したりしないようにご注意ください。