ペットさんが亡くなった後は忙しい。
考えたくないけれど、バタバタします。
事前に一通りでも考えておくと、いざその時にパニックにならずに済みます。
1章 ペット葬儀業者さんの種類
1)
業者に連絡をして、引き取りに来てもらい
後日葬儀の場に行って、火葬その場で待って納骨か引き取りかを選ぶ。
引き取りの時も黒スーツ、黒い霊柩車っぽい車。立会い、飾り付け、読経。
さながら人間のお葬式のよう。
2)
自宅まで来るまで引き取りに来てもらって、契約している霊園の火葬場で火葬をして拾骨して
また家に持ってきてくれる業者さん。
3)
自宅まで火葬車が来、(煙も出ないし周りからも分からない)ちょっと離れたところで火葬
お骨を骨壺に入れて返してもらう業者さん。
最近では聞かなくなったが、以前は法外な値段を要求する悪徳業者もいたらしい。
(火葬を始めてから、法外な値段を言うという酷い所業。本当かどうか分かりませんけど)
4)市営の火葬場
合同と個別で選べるところと選べないところがあります。
合同でも「皆と一緒に行かせてあげたい」という考えの方もいらっしゃるようです。
値段は1)がサービスがいいので一番高く、4)が一番リーズナブルです。
何社かに電話をして一番感じの良かったところに決めても良いでしょう。
あまり事務的なのも嫌ですしね。
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あまり関係無い話ですが、近所の野良猫が死んでいたので清掃局に電話をしたら
取りに来て(この言葉が正しい)酷い扱いで袋に突っ込んで投げ入れていました。
うわー酷いとその時は思ったのですが、あとで考えると自分のペットを野良猫ですと言って
火葬してもらう人もいるのかも、そのための踏み絵行為だったのかなと思いました。
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2章 合同火葬?個別火葬?
●ペットの種類によっては火葬してくれないところもある?
動物用の火葬場は人間用に比べて小さいため。
50kg以上の犬とか要相談な所が多いです。
また小さいペット 小鳥・ハムスターなどは個別火葬してくれる業者が少ないです。
合同火葬はあるが、個別火葬はやっていないなど
そもそも小動物をやっていないところもある。火力が強すぎて骨までもえてしまうので調整が難しい事も理由の一つだと葬儀屋さんは教えてくれました。
大きな犬・小さなペットどちらもホームページには告知が載っているので事前に調べておきましょう。
●個別火葬と合同火葬
その名の通り、一頭一頭火葬するパターンと、他のペットさん達と一緒に火葬するパターンの違いです。
大きな違いは、合同火葬はお骨の連れ戻しが出来ません。他のペットさん達の骨と混ざってしまうからです。
その代わり安価ですみます。
3章 納骨?持ち帰り?粉骨?
●お骨のお持ち帰りと納骨
分骨(腹痛のお骨壺に分けて骨を入れる)
拾骨 自分たちの手で火葬したお骨を拾うことが出来ますか
箸が用意されていましたが猫の場合、手を使った方が楽です。
部屋の雰囲気のせいもあるのでしょうが、不気味な感じはしません。
つい先日まで生きていた愛すべきペットだから当たり前かもしれません。
さて、お骨をお持ち帰りと決めた後、まだ決めなければいけないことがあります。
粉骨するかしないか、骨壺に入れる時に骨を少し砕くか砕かないかです。
普通の猫の場合、全く砕かずに骨壺に入れると5号(と言っていた筈)の骨壺
長い足などの骨を軽く折って小さくすると4号の骨壺
粉骨(機械で細粒化)すると3号の骨壺。粉骨するとペンダント型のお骨入れにも入るので肌身離さず持っていたいのならこれしかない。
骨を折るなんてとんでもない。という意見を取り入れた結果
家では5合の骨壺。時間が経ってみて思うのだが、大きい。存在感有ります。
時間が経つと骨壺の中で崩れていくらしいので、4号でも良かったかなと思っています。
分骨が出来る業者さんとできない業者さんがありますので確認しましょう。
同じく粉骨の機械を所持していない業者さんは粉骨が出来ませんので、依頼前に詳しく聞きましょう。
●納骨
納骨は永代供養といいますが、お墓を購入したのでなければ、数年経ったら合同墓地に移動されるとの事です。
お墓も場所代を払って購入するも、継続料を払わないとやはり合同墓地に移動されます。
よほど経営がしっかりしているところ以外は心配だというのが正直な所です。
お骨はリビングの一角や、仏壇でもいいし、自宅であるなら庭に埋めてもいい。
思い出の場や景色のよい場所でも良いと思います。
一つ考え方としてどうぞ。
まとめ
人間もそうですが、ペットは小さい分寿命が短いのが仕方ないです。
何度も死に遭遇している方は、哀しみの回路とは別に理路整然と動けるのかもしれませんが、
自分は最初の火葬は動けませんでした。
そんな人のために、何を決めなくてはいけないかとまとめました。
参考になったでしょうか。