すでに手遅れでカビが洋服に発生した場合の対処はこちらの記事で書きましたが、
根本的に梅雨の時期に洋服にカビさせないようにするには、クローゼット・押入れなどの衣類の保管場所を除湿する事以外に、そこに面した部屋そのものの湿気を取り除くことが大事となります。
  

梅雨時期に部屋をカビから守る方法

第一に、やはり湿気の原因となるものを部屋に置かない事が大切なので、洗濯物の部屋干しは止めた方が無難です。
特に北側の部屋は日当たりが悪く、湿気が溜まりやすいです。気をつけましょう。
部屋の窓をたまに開けて空気の入れ換えをしたり、こまめに掃除をするなどの対策をするだけでもだいぶ湿気はなくなります。

カビは一度発生してしまうと表面のカビだけを除去しても、繊維の奥の方にカビの根が残ってしまいます。
ましてやそのカビが黒カビだった場合はシミになってしまい、なかなかシミが取れなくなってしまいます。

そうならない為に、クローゼットの中を除菌シートで拭いたりしますが、除菌シートではカビの表面だけをキレイにしますが、根元までにはほとんど効きません。菌を根元まで完全にやっつけましょう!!。
クローゼットはまず雑巾でよく拭き、次にゴム手袋を使って塩素系漂白剤をよくうすめたものを雑巾に浸してかたくしぼり、それでしっかり拭いていきます。
その後一日よく乾かします。空気が流れない空間なようなら扇風機を使いましょう。

そして実際に洋服を収納していくわけですが、今までがクローゼットに物を詰めすぎだと感じるなら、少し減らしてみてください。
衣類の詰めこみすぎも湿気がこもる原因の一つです。
梅雨時の6月から蒸し蒸しが終わる9月までは2週間に一度は扇風機で風を通すといいです。

自分の大切な衣類を守る為にも、面倒でも湿気対策は万全にしておきましょう。

梅雨に、除湿器の効果は絶大!

梅雨に湿気で洋服がほとんどカビだらけという状況を避けるためにどう対処したらいいでしょう。エアコン?除湿器?

とんでもなく除湿機能を強化したエアコンでない限り、除湿に関しては除湿器の方が断然優れています。
また除湿機はエアコンに比べて電気代が極端に安いです。

で、おそらく最強なのは除湿機と扇風機を併用する方法でしょう。
除湿機は部屋全体の空気をかき混ぜる力はエアコンに比べて劣りますが、扇風機と組み合わせる事によって効率よく部屋の除湿や洗濯物の乾燥ができます。

乾燥機能付全自動洗濯機等を使って部屋干ししないのが一番の対策ですが、室内干しをしたとしても除湿器+扇風機(サーキュレーターでも可。とにかく風をまわせればOK)でよく乾きました。
これで以前よく発生していたカビも発生しなくなりました。

まとめ

一度カビが発生してしまうと、素人ではなかなかカビの根まで除去しきれません。
ハウスクリーニング業者の様な掃除の専門業者にお願いして、カビの根まで除去してもらうというのも良いと思います。

手に負えないカビなら見積もりだけでも取ってみてはいかが